琉Q×シマノネ - ANA国内線機内限定販売

「沖縄の知恵を、日々の生活に」をコンセプトにした沖縄発の食品ブランド「琉Q」。沖縄の自然や文化、想いから生まれたデザインブランド「シマノネ」。2つのブランドがコラボレーションをしてANAの国内線機内販売に登場しました。

琉Qのアセローラジャムは、とれたてアセローラのピューレとシークヮサーの果汁をミックスした爽やかな酸味の広がるジャムです。どの素材も沖縄で大切に育てられています。そしてそれを優しく包むのがシマノネの小箱。手でひとつひとつ丁寧に和紙貼りされた小箱には、沖縄の「島の根っこ」である文化や想いが込められたデザインがあしらわれています。柄は全部で10種類。ANA国内線全路線にてお買い求めいただけます(シマノネの小箱は外箱に入っているため、中にどんなデザインが入っているかは開けてからのお楽しみ)。

※ 販売期間 2020年5月1日〜(終了日未定)

デザイン紹介

柄は、シマノネシリーズ全19種類の中から10種類をご用意しています。それぞれの柄に込められているのは沖縄の自然や文化、想いです。そんなずっと大切にしていきたい「島の根っこ」にぜひ触れてみてください。

パイナップル青海波

沖縄県産のパイナップルを輪切りにして重ねて並べてみると、伝統文様の「青海波(せいがいは)」のように見えます。 どこまでも広がる大海原に絶えず繰り返される穏やかな波のように、 平穏な暮らしがいつまでも続きますように、という願いが込められています。

赤瓦

沖縄の昔ながらの家と言えば、赤瓦屋根が定番です。大きな青い空に赤瓦屋根のコントラストは、身近でありながらとても美しい島の風景です。赤瓦屋根の下に人々の暮らしがあり、家族の営みがあります。その赤瓦屋根から生まれた、温かみのあるチェック柄です。

ゴーヤーしましま

縦に切ったゴーヤーの縞々模様です。ゴーヤーの特徴的で不揃いなつぶつぶは、多様な人や文化を象徴しているようにも見えます。それが繋がって、どんな人も手をつないでいるような沖縄の”いちゃりばちょーでー(一度会ったら皆兄弟)”精神を表現しています。

島の夕暮れ

朝、昼、晩と毎日海を見つめていると、水面はさまざまに色や表情を変えていきます。この柄は夕日にきらめく海の水面をイメージしました。自然と寄りそって暮らしてきた島の人々の、穏やかで柔らかな視点を象徴するようなデザインです。自然と人間の優しい関係が、これからも続いてほしいという願いも込められています。

ガジュマル

物語にもよく出てくる沖縄の原風景、人々の心に根を張り続けるガジュマルの木をモチーフにしています。幹が幾つも重なり、支え合っているように見えるその姿から、無造作に絡み合うストライプが生まれました。シンプルな中にも、ガジュマルの力強さや温かみが感じられるデザインです。

おじーのヘチマ

ヘチマは沖縄で「ナーベーラー」として親しまれ、代表的な夏野菜のひとつです。おじーが育てたヘチマをおばーが炒め物にしてくれた、など各家庭の想い出の味だったりします。暑い日差しの中、家の軒先や畑にぶら下さがったヘチマを見かけると涼しげな気分になります。

UMU

苧麻(ちょま)などの繊維を細く長く撚りあわせ糸にする作業を績む(うむ)と呼びます。布になる前の糸、糸になる前の植物繊維をイメージした柄には、自然物に最初に人間の手が加わり、無から有が生み出される様子が示され、子々孫々に連綿とつづく人間の営みにも似た尊さが表現されています。

AMU

宮古上布の柄の一つに「パザ」と呼ばれる網代編みのモチーフがあります。ある宮古上布の織り手の方は「パザが宮古を代表する柄だ」とも。宮古の工芸は、クバやアダンなどの植物を使い、生活用品を編んだことに起源を持つと推測されます。そんな宮古島を代表する柄をアレンジしました。

KASURI ICHIMATSU

あらかじめ文様に従って染めわけた糸で織り出される柄を絣(かすり)といいます。その技法はインドで生まれてベトナム・インドネシアなど東南アジア各地で発展し、14~15世紀に琉球へ伝わりました。その柄一つひとつに、土地の歴史と文化に根ざした意味と名前があります。鳥・爪・風車・犬の足跡など、かつて宮古島の織物に頻繁に登場したモチーフを選び、その新しい魅力を伝えるべく大胆に市松状にレイアウトしています。

KASURI SHIMA

あらかじめ文様に従って染めわけた糸で織り出される柄を絣(かすり)といいます。その技法はインドで生まれてベトナム・インドネシアなど東南アジア各地で発展し、14〜15世紀に琉球へ伝わりました。その柄一つひとつに、土地の歴史と文化に根ざした意味と名前があります。鳥・爪・牛のスキ・豚の餌箱など、かつて宮古島の織物に頻繁に登場したモチーフを選び、大胆に縞状にレイアウトしています。